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2015.2.20

『随筆』インタビュー

2015.2.20
Category: 随筆 BLOG

 

 

‐去年からFANFARE.をオープンしてロルフィング®をされている傍らアメリカンフットボールのコーチもされているわけですけど1年やってみていかがでしたか?

 

ロルフィング®の傍らコーチをしている感覚ではなくて、両方あってこそのFANFARE.だと思っています。でも初めはバランスが難しかった。特にロルフィング®って感覚を大切にするから、より本能的で。コーチは論理的な物の考え方を求められるから去年選手に「佐藤さん、ここはこれでいいんですよね?」って聞かれて、「自分がいいと思えばいいんじゃない?」みたいなことを言って、選手がポカンって(笑)。コーチ失格です。どっちかというとコーチでいる時にロルファー™としての自分が影響されていたように思います。

 

‐どちらの方が楽しいとか、職業としての違いはありますか?

 

2つの事をして働く(働いているという意識はほぼ皆無です)ということだけど、結局は心が動かされる瞬間が好きだということではないかと思います。あと、感じのいい人達と一緒にいるのが好き。だからどちらも楽しい。ロルフィング®をしていてクライアントさんがふっと見せる喜びや気づきに立ち会う時、アメフトの試合でどうしても勝ちたい相手に勝った時、心がこれでもかっていうぐらい動きますから。生きてるって感じがします。自分の立ち位置で考えるとはっきりと違います。ロルファー™でいる時はより無為な状態。頭ではあんまり考えてない。やらかい!とかあたたかい!とかの感覚を信じています。コーチでは時間を管理して選手にどう効率的に練習してもらうかを考えているので、パッとみればグラウンドにいる時はエネルギッシュ系、オフィスにいる時は脱力系だと思います。結局は同じぐらいエネルギーを使ってるんですけどね。だいぶ矛盾していることをやっている感じなんですが、最近は不思議とバランスが良いように感じています。どちらももっと経験が必要だと感じていますが。

 

‐今まで沢山の決断があったと思いますが、人生最大の決断は?

 

僕は基本的には決断はしないんです。すごく優柔不断なんで。この間スピリチュアルの先生のところにお邪魔したら、「あなた頭の上はからっぽなので、どんな色にも染まります。」「だから周りにいる人の影響をすごく受けます。」と、なるほど。すごくわかる気がします。と。だいたい大切な事は奥さんが決断してます。決断してるというか僕がいつまでも、うじうじしているからお尻を蹴り上げられる(笑)みたいな。でもこれは嫌っていうラインはあってそこは譲らないのでかなりめんどくさい奴だと思いますが。そういう意味でいつも感謝しています。

 

IMG_2355[1]

Interview at FANFARE. 心斎橋

 

 



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佐藤 正治

佐藤 正治 MASAHARU SATO

Rolf Institute 認定 Rolfer™
& Rolf movement® practitioner
柔道整復師

龍谷大学スポーツサイエンスコース 卒業 / 明治東洋医学院柔道整復学科 卒業 / 米国 Dr Ida Rolf Institute® 卒業 / 日本ロルフィング協会会員