驚くほど楽に立つ方法
からだに力が入っている場所に気づくこと、知る事は楽に動くキーポイントです。そんなに力感を出さなくても普段と同じ動作が出来た時に脳が感動びっくりることがあります。
座っている椅子から立ち上がろうとからだを前かがみにして
「さぁ、立つぞ。」と思ってください。どこかに力が入っているでしょうか?(大抵の人は太ももです。)
腰を痛めた経験のある方は特に無意識に腰を守る為に力が入ることでからだのパターンになっているケースが多くみられます。「あぁここを使って立ちあがろうとしているな。」と気づけばこっちのもの。少し戻って、その場所に力が入らないように動きます。先述の太ももに力が入っている場合を例に進めていきます(先ずはご自身のこうやって立つという概念を忘れてただやってみてください。)太ももに頼らず立つには
①膝よりも股関節が高くなる椅子に浅めに腰掛ける。
②膝頭に脇を休ませて目は肛門を覗き込む。
③体重をつま先に移す(うまくいけばここでお尻が浮いてきてるかな)
④上半身はそのままお尻の先が天井を向く様に膝を伸ばしながらゆっくり上半身を起こす。
いかがでしたか?
その際、動作が気持ち良ければしっかりとそれを味わう事が大切です。
(やりすぎるとクラクラしますのでご注意を!)
加えて、力を込めて動作をする瞬間は無意識に呼吸を止めてしまうものです。同じ動作でも息を吐きながら行うとどうなるか違いを感じてみてください。動作は変わらずとも、脳にからだの違う場所を使える選択肢を与えてあげることは楽に動くのにとっても役に立ちます。必要のない力を使っていたんだな~と腑に落ちると身体は快適な動作へとより反応するようになります。
ぜひ起き上がるときや振り返るとき等、日常の様々な場面で試してみてください。
当セッションルームでは動きのセッションも行なっております。どうやっていいかわからない、いやいや先ず自分の身体の感覚がわからない。という方は是非ご相談下さい。